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腸内環境を整えてパフォーマンスアップ!腸活のメリットやポイントを解説!

ロードバイクに乗り続ける中でパフォーマンスを高めるには、日々のトレーニングだけでなく、食事や睡眠といった日常生活にも気を遣わなければなりません。

バランスの取れた食事と規則正しい睡眠を継続することでコンディションを整えることで、トレーニングの効果をより高めることができるでしょう。

そこでおすすめなのが腸内環境を整える「腸活」です。

今回は腸内環境を整えるとパフォーマンスが上がる理由や腸活のやり方について解説します。

長時間のライドは内蔵にも負担をかける

長時間のライドは内蔵にも負担をかける

長時間のライドでは筋肉や心肺機能だけでなく、内蔵にも大きな負担がかかります。

ロードバイクでは膨大なエネルギーを消費するため、ライド中に補給食を摂取し、消化・吸収を繰り返さなければなりません。

さらに、地面から伝わる振動によっても内臓に負担が及ぶため、より内臓が疲弊した状態になってしまいます。

走り終わった後、体は疲れているのに食欲がないといった方は、長時間のライドによって胃や腸が消耗し、筋肉の回復のために酸素や栄養素が使われているため、内臓の消化能力が落ちていることが原因として考えられるでしょう。

ライド後に適切な栄養補給を行わなければ、トレーニングの効果も薄れてしまいますし、筋肉の回復も遅れ、翌日身体の怠さが生じてしまうかもしれません。

そのため、ロードバイクに乗る方は内臓のケアにも気を遣う必要があります。

腸内環境を整えるとパフォーマンスがアップする?

腸内環境を整えることでパフォーマンスがアップさせることができます。

では、なぜ腸内環境を整えることでそういった効果が得られるのか詳しく見ていきましょう。

腸内フローラが充実すると消化や回復を高めてくれる

腸内にはさまざまな腸内細菌が生息しており、摂取した食べ物の消化吸収を助けることができます。

長時間のライドによって疲弊した内臓は消化能力が低下しており、食欲が落ちることもあり、身体に必要な栄養素が循環しにくくなるため、回復が遅れてしまいます。

腸内フローラを充実させることによって、腸内環境を整え、消化能力を維持することができれば、ライド後のエネルギー摂取も行いやすくなりますし、筋肉の回復も早めることができるでしょう。

さらに、腸内環境を整えることで自律神経の乱れを整え、質の高い睡眠を得ることができるため、より疲労回復に効果的です。

一流アスリートには腸内フローラが多い

「アスリートは内蔵も強くないとダメ」という言葉をよく耳にしたことがあると思いますが、実は一流アスリートほど腸内に多様なバクテリアが生息しているというデータが存在します。

腸内環境が整っているほど、トレーニング→食事→休息のサイクルが効率的に回っていくため、コンディションも維持しやすいですし、より強度の高い運動を続けることもできるはずです。

腸内環境を整える”腸活”のポイント

腸内環境を整える腸活のポイント

腸内環境を整える食生活を送ることを「腸活」と呼んで、健康志向の高い方などが実践していますが、上記のような理由からロードバイクに乗る人ほど、腸活をした方がいいと言えるでしょう。

では、腸活を始める上でのポイントにはどんなものがあるのか詳しく見ていきましょう。

善玉菌+善玉菌のエサになるものを摂取する

「腸内環境と整える」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは「ヨーグルト」や「納豆」といった発酵食品を食べるということでしょう。

ヨーグルトや納豆、キムチ、チーズなどの発酵食品には、腸内環境を整えてくれる善玉菌が含まれているので腸活にぴったりな食べ物です。

それに加えて、おすすめなのが「善玉菌のエサになる食べ物を同時に摂る」ことです。

善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を一緒に食べることで、善玉菌の活動を活発化させ、より高い効果が期待できるでしょう。

腸活におすすめな食べ物は?

腸活におすすめなのは以下のような食べ物です。

【善玉菌が含まれている食べ物】
・ヨーグルト
・納豆
・キムチ
・味噌
・チーズ
【善玉菌のエサになる食べ物】
・穀類(玄米、麦めし、とうもろこし)
・野菜類(根菜、葉野菜)
・芋類
・豆類
・キノコ類
・海藻類
・果物(バナナ)

「発酵食品」と「食物繊維/オリゴ糖」をキーワードに毎日の食事に取り入れてみましょう。

乳酸菌飲料やサプリメントなどを使うのもおすすめです。

まとめ

ロードバイクのパフォーマンスをアップさせる腸活についてご紹介しました。

長時間のライドで疲れた身体を回復させるためには、摂取した食事をしっかりと消化・吸収して、筋肉に栄養を届けなければなりません。

その鍵となる腸内環境を整えるために、発酵食品や食物繊維を多く含む食べ物を日々の食事に取り入れる「腸活」を始めてみてはいかがでしょうか。

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