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オーバーホールでロードバイクの性能を復活させよう!ハイエンドバイクを新品同様に!

ロードバイクの性能や見た目を維持するためには定期的なメンテナンスが重要です。しかし、自分でできるメンテナンスや部分的なメンテナンスでは、ロードバイク全体を見ることはできません。
ロードバイクは全てのパーツが消耗品なので、1年に1度または数年に1度ぐらいの頻度で「オーバーホール」を行うのがおすすめです。
今回はロードバイクにおける「オーバーホール」を解説します。オーバーホールをして大切な愛車を新品同様に蘇らせてみましょう!

ロードバイクの「オーバーホール」とは?

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「オーバーホール」は、製品を1つ1つの部品単位にまで分解し、洗浄、再組み立てを行う作業を指します。ロードバイクで言えば、ネジやボルトの1本1本まで全てを分解し、汚れなどを洗浄して綺麗にしていきます。その際に劣化してしる部品があれば新しいものと交換します。
ピカピカになった部品を再び組み立て新品同様にすることができます。
ここではロードバイクのオーバーホールでどのような作業が行われるかについても紹介します。

部品の分解と洗浄

まず、ロードバイクを完全に分解します。ここではこれ以上分解できないというところまでパーツを取り外していきます。
分解したパーツはそれぞれ丁寧に洗浄していきます。その際にパーツの劣化などがないかも確認します。

各パーツの調整、グリスアップ

定期的に必要となるホイールの振れ取りやハブなどのグリスアップを行います。分解して洗浄するだけではなく、ロードバイクを適正な状態に調整することもオーバーホールの目的です。

フレームや塗装のチェック

カーボンフレームだと特にそうですが、傷や割れ、歪みなどがないかをチェックしていきます。塗装などがハゲていたり、傷などがある場合には補修サービスもあります。

再組み立て

これらの作業を経てからロードバイクを元の状態に戻します。部品の洗浄、交換、調整などを終え、ロードバイクを新品に近い状態にした上で組み立てていきます。

オーバーホールはどこで受けられる?

オーバーホールは主にスポーツバイクショップで依頼することができます。通常は購入したお店に依頼するというのが一般的ですが、店主さんやスタッフさんがしっかり乗られているショップならなおいいと思います。

オーバーホールを行う頻度は?

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オーバーホールはロードバイクの全部品を点検し、洗浄・交換を行う作業であり、普段点検することができないパーツもチェックすることができます。そのため定期的に受けておく必要があるのですが問題となるのは「頻度」です。
「期間」や「走行距離」どちらを基準にするのかによっても分かれますが、できれば「年に1回」「良く乗られる方で10000kmごとに1回」ぐらいのペースで受けるのが理想的です。そうでなくても2?3年に一度はオーバーホールを受けておいた方がいいでしょう。
ハイエンドなロードバイクになるほどメンテナンスの重要性は増しますし、部品の劣化が走行性能に直結します。 冬場のオフシーズンなどを利用してオーバーホールを依頼してみてください。

オーバーホールの料金は?

オーバーホールの料金は自転車ショップによって異なります。料金を明記しているお店もありますが、部品の交換が伴う場合には追加料金が発生することもあります。
「AXIS」では「メンテナンス料金」ページで各作業の工賃を公開しております。
「パフォーマンスメンテナンス(通常のオーバーホール)」は25,000円、「コンプリートメンテナンス」は50,000円で請け負っておりますのでぜひご利用ください。

▶︎「AXIS メンテナンス料金一覧」はこちら

まとめ

ロードバイクのオーバーホールを受けると新品に近い状態まで愛車を復活させることができますし、走行性能も買った時の状態並みにすることができます。
定期的なメンテナンスでは確認できない部分も含めた点検が行えるので、ぜひオフシーズンなどを活用してオーバーホールを受けてみてください。

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