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天気予報の使い方をマスターしてより快適なサイクリングを楽しもう!

サイクリングは屋外で自然を感じながら楽しむスポーツでもあるため、天気の影響を確実に受けてしまいます。

ライド中に雨が強く降ってきて、びしょ濡れになりながら家路に着いたという経験した人も多いのではないでしょうか。

また、走ったルートがずっと向かい風でしんどい思いをしたという人もいるはずです。

そういった悲劇を避けてより快適にサイクリングを楽しむ上で「天気予報」を上手に活用することをおすすめします。

今回はサイクリストならマスターしておきたい天気予報の使い方について解説していきます。

天気予報を見るときのポイント

天気予報を見るときのポイント

天気予報を見てみると、その日の天候に関するさまざまな情報が掲載されています。

サイクリングに出かける前日や直前など、どういった部分を確認すればいいのかについて詳しく見ていきましょう。

主なポイントは以下の5つです。

  1. ①天候
  2. ②降水確率
  3. ③温度・湿度
  4. ④風向き
  5. ⑤雨雲レーダー

それぞれの見方や判断方法を把握してみてください。

①天候

何よりもまず最初に確認するのが「天候」ですよね。

1日中「晴」なら安心ですし、「曇」でも涼しく走れそうです。しかし、「晴のち雨」や「曇一時雨」といった予報が出ていると「走っても大丈夫かな?」と心配になりますよね。

明確に「雨」予報なら断念するのも用意ですが、「曇のち雨」予報で走るのを諦めたのに雨が全然降らなかったみたいなことがあると残念です。

ちなみに天気予報で使われる「一時」「時々」「のち」は以下のような意味があります。

  • ・一時:予報期間の1/4未満で現象が断続的に起きる
  • ・時々:予報期間の1/2未満で現象が断続的に起きる
  • ・のち:予報期間の後半で現象が変わる

※「予報期間」:天気を予報している期間(例:午前5時発表の予報→予報期間5:00?24:00の19時間)

こんな感じになっているので「雨」予報がチラッと出た際には「一時」<「時々」で、雨が降りやすいと考えたほうがいいかもしれません。

②降水確率

天候だけでその日の天気を判断することは難しいので、より細かい情報もチェックして見てください。

「降水確率」はシンプルに雨が降る確率を示す指標ですが、気象庁によると「予報区内で一定の時間内に降水量1mm以上の雨または雪が降る確率」を示します。

そのため、「降水確率」は「雨が降るかどうか」の確率であって「雨が降る量」を示す指標ではない点に注意してください。(雨の降る量は「降水量」をチェック)

また、降水確率だけで雨が降るかどうかを判断するのは非常に難しい部分もあります。

あくまで目安として考えながら、経験則なども使って走るかどうかの判断をしてください。

③温度・湿度

夏場の暑い時期は特に温度や湿度のチェックが重要となります。

猛暑日は昼間に35度以上の中、走ることになるため熱中症や脱水症状など特に注意が必要となります。

出かける前にその日の気温変化を確認し、必要な対策を心構えを準備しておきましょう。

また、夏の暑い日は「午前中の涼しい時間帯のみ走る」といった割り切り方も重要です。

④風向き

「風向き」はサイクリストにとって最重要とも言える情報ですよね。

向かい風か追い風かで走っている最中のテンションが180度変わってくるものです。

そんな風向きについても天気予報をチェックすることで調べられます。

大まかな「南の風後北の風」といった情報だけでも十分参考になりますが、Yahoo!天気の「風予測」を見ると、地図上に風向きが細かく表示されるのでルート選びの参考にしやすくおすすめです。

⑤雨雲レーダー

雨雲レーダーは比較的信頼性の高い情報と言えるでしょう。

リアルタイムな雨雲の動きがチェックできるので、今自分がいる場所やこれから走る場所で雨が降るかどうかの判断に使いやすいです。

サイクリストにおすすめな天気予報アプリは?

天気予報を見るときのポイント

サイクリストにおすすめな天気予報アプリを紹介します。

ライド前やライド中に細かく確認して、快適なサイクリングを楽しんでみましょう!

tenki.jp

『tenki.jp』は、日本気象協会が提供している天気予報アプリです。

信頼性の高い機関による天気予報アプリなので正確性も期待できますし、アプリの使いやすさや情報の細かさなどにも優れています。

現在地や特定の場所を登録して天気予報を表示させるといった使い方もできます。

Yahoo!天気

『Yahoo!天気』は、シンプルで使いやすく、誰もが知っているアプリとしておすすめです。

Yahoo!天気では、風予測という機能があり、地図上に風向きの予報を表示する機能があるので、ルート選びの参考に役立ちます。

向かい風をできるだけで避けたルートを走りたい時に使ってみてください。

まとめ

サイクリストならマスターしたい天気予報の使い方について解説しました。

サイクリングと天気は切っても切り離せない関係にあるので、ライド前に天気予報を必ず確認して、きっちりと判断ができるようにしてみましょう。

天気予報の見方を覚えたり、複数のサービスを使い分けたりして、より快適なサイクリングを楽しめるようにしてみてください。

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