コラム

自転車が積載できるバス「サイクリングアイランド四国号」について紹介

サイクルツーリズムの一環として各地方ではさまざまな取り組みが行われていますが、中でも特に力を入れているのが四国です。

しまなみ海道に代表されるサイクリングルートがあり、四国一周のモデルルートを設置するなど、豊かな自然を背景にサイクリストにとって魅力的な場所となっています。

そんな四国で自転車を分解せずに積載できるバス「サイクリングアイランド四国号」が誕生しました。

今回は自転車が積載できるバス「サイクリングアイランド四国号」について紹介します。

自転車を分解せずに積載が可能な貸切バス

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「サイクリングアイランド四国号」は、自転車を分解せずに積載できる観光バスのことです。

サイクリングに力を入れる四国全体の補助を受けて伊予鉄バスが完成させたもので、2022年10月27日に披露されました。

バスの前方部分に自転車を置くスペースが設けられ、後方に座席が設置されています。

今までは自転車を輪行するときには、1度自転車を分解してから積載して、目的地で組み立てるという作業が必要でした。

「サイクリングアイランド四国号」では、そういった手間をなくすことで初心者でも気軽にサイクリングが楽しめます。

主にツアーやイベントで運行される

「サイクリングアイランド四国号」は主にサイクリングツアーやイベントで運行されると発表されています。

初心者の方で「開催地まで自転車を運ぶのが大変」「距離が長くて走り切れるか心配」など、ハードルの高さを感じている人も多いはずです。

こういったサービスが広く活用されれば、さまざまな方が気軽にサイクリングを楽しむことができるでしょう。

サイクリングしまなみ2022で初運用

「サイクリングアイランド四国号」は、2022年10月30日に開催された「サイクリングしまなみ2022」で初運用されました。

主な用途としては、途中棄権した参加者をピックアップするためだったそうです。

2022年12月には四国一周のバスツアーを実施

2022年12月3日、4日には、自転車とバスで四国を一周するツアーの中で運用されることが決まっています。

サイクリングスポット以外はバスで移動しながら四国一周を目指していくので、無理のない走行距離で楽しむことができます。

自転車通勤の注意点

サイクリングアイランド四国号に対するサイクリストの声
新たなサービスとして登場した「サイクリングアイランド四国号」ですが、サイクリストのリアクションはどうだったのかみていきましょう。

興味を持っているサイクリストの方もいるようで、このサービスの存在によってサイクリングのハードルが下がると期待されています。

まとめ

自転車を分解せずに積載できるバス「サイクリングアイランド四国号」について紹介しました。

輪行時の分解と組み立てという手間が省けるだけで、サイクリングツアーやイベントに参加するハードルはかなり下がりますよね。

四国でサイクリングを楽しんでみたいと思っている方は、ぜひ「サイクリングアイランド四国号」が運用されるイベントに参加してみてください。

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