ロードバイクを部屋の中で保管する方法
ロードバイクは室内保管が基本です。自宅の駐輪場に置けばいいと思ってしまうかもしれませんが、ロードバイクは普通の自転車よりも高価な物。外で保管するのはおすすめできません。できるだけ室内保管をすべきです。
では、ロードバイクを室内保管するためにはどのようなアイテムが必要なのでしょうか。
今回はロードバイクを室内保管する理由や必要なアイテムを紹介します。
ロードバイクを室内保管する理由
ロードバイクを室内で保管した方がいい理由としては主に2つあります。
● 盗難防止
● 劣化防止
ロードバイクはエントリーモデルでも10万円はする乗り物です。少し目を離した隙に盗難の被害に遭うなんてこともよくあります。ましてや自宅の駐輪場に停めておくと鍵をかけていたとしても無防備な状態で何時間も置いていれば盗難のリスクは高まります。
「敷地内なら大丈夫」
と思われるかもしれませんが、意外にも敷地内での自転車盗難の件数は非常に多いです。ましてや盗難に遭いやすいロードバイクですから、家の中で保管するのが一番です。
さらに、「劣化防止」という観点では、屋根のある駐輪場で保管していたとしても、湿気などによって劣化を招きます。チェーンやワイヤーなどの錆び、フレームの劣化など、雨風に晒されるような場所は論外ですが、屋根があったとしてもこのようなリスクが生じます。
ロードバイクの劣化は見た目を損ねるだけではなく、走行性能や安全性の低下にも繋がってしまいます。
大切なロードバイクの性能をキープし、キレイな状態に保つためには室内保管が必須です。また、室内に置いておけばメンテナンスなども気軽に行えます。
ロードバイクの室内保管に必要な物は?
ロードバイクは室内保管をした方がいい理由は理解できたと思いますが、だからといって、ロードバイクをそのまま部屋の中に置いておくのはあまりおすすめできません。
床が汚れてしまいますし、ロードバイクには基本的にスタンドが付いていないので、不安定な状態で壁に立て掛けなければなりません。
そのためロードバイクを部屋に置く際には、専用のスタンドを別途購入した方がいいでしょう。
ここではタイプ別にロードバイク用のスタンドを紹介していきます。
床置き
床置きタイプはロードバイクをそのままの状態で床に置き、後輪部分のクイックリリースやチェーンステーを支えにして車体を自立させるタイプのスタンドです。
主にこういった商品があります。
http://www.iwaishokai.co.jp/detail.php?category1=32&sn=614
http://www.iwaishokai.co.jp/detail.php?category1=35&sn=1050
http://www.topeak.jp/stand/top.html
このタイプのメリットとしては、ロードバイクを置いた状態でそのままメンテナンスができるという点です。ディスプレイスタンドだけではなく、メンテナンススタンドとしても使えます。
他のタイプのスタンドを保管に利用する人でも、メンテナンス用にこちらのタイプのスタンドを持っておくといいでしょう。
縦置き
こちらのタイプはロードバイクを縦向きにして保管することができるスタンドです。メリットとしては、横向きで置いたときよりも占有する面積が少なくなるので、保管スペースの節約になります。
ロードバイクを置くスペースがあまりないという人におすすめです。
壁掛け(バイクハンガー)
部屋の壁などにバイクハンガーを取り付けて、そこにロードバイクのトップチューブを引っ掛けて固定します。ロードバイクを床ではなく、壁の高い位置に保管することができるので、部屋の中にスペースが無くても保管可能です。
壁にロードバイクがあるので、インテリアとしてのデザイン性も高いのも特徴です。
ただし、バイクハンガーを使うためには壁に穴を開ける必要があり、賃貸住宅では導入が難しいでしょう。 また、木材などを使って壁に穴を開けずに設置する方法もありますが、ある程度DIYなどの経験が必要でしょう。
http://www.minoura.jp/japan/storage/single/bikehanger4r.html
複数台向け(バイクタワー)
ロードバイクを2台持っているという人は「バイクタワー」がおすすめです。
「バイクタワー」とは、1本のポールの上下部分にロードバイクを引っ掛けるためのハンガーが設置されており、1つのスタンドで2台のロードバイクが保管できます。
縦に2台のロードバイクを固定できるので、1台分のスペースだけで済みます。
http://www.minoura.jp/japan/storage/tower/biketower20d.html
http://www.topeak.jp/stand/tod01400.html
まとめ
ロードバイクは室内保管が必須の乗り物です。盗難防止・劣化対策の両方で効果のある対策が行えます。ロードバイク用のスタンドにはさまざまなタイプがあるので、部屋の間取りやロードバイクを置くスペースなどを考えながら、自分に合ったものを選んでみてください。