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寿命が過ぎたサングラスを使うのはリスクが高いのですぐに交換しよう

サイクリングで日光から目を保護したり、風で目が乾燥するのを防いだりするためにサングラス(アイウェア)を使ったいる方は多いでしょう。

しかし、「サングラスには寿命がある」ことをご存知の方は少ないかもしれません。

寿命が過ぎたサングラスを使っていると目への負担が増えてしまうので、適切なタイミングで新品と交換するようにしましょう。

今回はサングラスの寿命について解説します。

【約5年】UVカット加工があるサングラスには寿命がある

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レンズに「UVカット加工」があるサイングラスには寿命があり、使用を続けているうちにUVカットのコーティングが取れてしまいます。

コーティングが取れると紫外線から目を保護することができなくなるため、サングラスとしての機能が失われてしまいます。

UVカット加工の寿命は一般的に5年程度と言われており、どれだけ丁寧に使っても5年程度で寿命を迎えるので買い替えをした方がいいでしょう。

寿命が過ぎたサングラスを使うリスクは?

寿命が過ぎたサングラスを使ってしまうと以下のようなリスクが生じます。

①目が紫外線に晒されてしまう
②暗い場所で瞳孔が開き光がより入ってしまう

見た目的にはまだ使えると思ってしまうのですが、かなりのリスクがあるので使用はおすすめできません。

目が紫外線に晒されてしまう

UVカットのコーティングが取れてしまったサングラスを使ってしまうと、目が紫外線に晒されてしまいます。

紫外線から目を保護するためにサングラスを着用しているにもかかわらず、紫外線を通してしまうため目の負担が増してしまいます。

暗い場所で瞳孔が開き光がより入ってしまう

色の暗いサングラスを使っていると、光を取り入れるために瞳孔を開くのですが、その際に紫外線が目に入ってしまいます。

本来であればUVカット加工によって目への負担は抑えられるのですが、寿命を迎えたサングラスだと紫外線を受け止めることができず、サングラスをしていない時よりも目への負担が増してしまいます。

長く使っているサングラスはレンズだけでも交換しよう

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寿命を迎えたサングラスは新品と交換する必要があるのですが、本体丸ごとを買い替えるとかなりの負担になってしまいます。

そのため、フレームはそのままでレンズだけを交換するのがおすすめです。

レンズだけの交換であれば費用負担は最小限で抑えられますし、UVカット加工も復活させることができます。

UVカット加工のサングラスをお使いの方は、5年を目安に定期的なレンズ交換をしてください。

サングラスを長持ちさせる方法は?

サングラスを長持ちさせるためには以下の方法があります。

①定期的にメンテナンスをする
②正しく保管をする
③濡れたサングラスはしっかりと拭き取る

これらのポイントを意識して長く使えるようにしてください。

定期的にメンテナンスをする

サングラスに汚れやほこりが付着した状態で使うと、レンズの表面に傷がついて寿命を縮める原因になります。

そのため、メガネ用のグロスを使ってレンズを丁寧に拭いて、綺麗な状態を保ってください。

サイクリングで使用する場合は汗や皮脂などが付着することが多いので、水洗いをした上でしっかりと乾燥させるのもおすすめです。

正しく保管をする

サングラスは必ず専用のケースに入れて保管をしてください。

そのままの状態で机などに放置していると、熱によってコーティングが剥がれたり、室内に入り込んだ紫外線によって寿命が短くなったりもします。

そのため、サングラスは放ったらかしにすることなく、必ずケースに入れるようにしましょう。

濡れたサングラスはしっかりと拭き取る

水洗いした後にそのままにしているとレンズへのダメージに繋がるため、洗浄後はしっかりと水分を拭き取ってください。

ただし、ゴシゴシと拭くとレンズを傷つけてしまうので、専用のグロスを使って優しく拭き取ってください。

まとめ

サングラスの寿命について解説しました。

サイクリングでサングラスを使っている方は、寿命を意識して定期的な交換をするのがおすすめです。

知らないうちに目への負担が増している可能性もあるので、寿命が過ぎたサングラスを使うのはやめて適切なタイミングで買い替えるようにしましょう。

また、サングラスを長持ちさせるコツもあるので、今回の記事を参考にしながら長くサングラスを使えるようにしてください。

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