サイクリスト必見!すね毛の処理方法を解説!
ロードバイクに乗っていると「すね毛を剃るべきかどうか」という問題に必ず出会います。
「サイクリストの嗜み」といった考え方もありますし、「すね毛がない方が速くなる」といったことも言われるので、どうしようか迷ってしまいますよね。
そこで今回はサイクリスト向けのすね毛の処理方法について解説します。
すね毛を処理する理由についても詳しくみていきましょう。
サイクリストがすね毛を剃る理由
サイクリストがすね毛を剃る理由としては主に以下の3つが考えられます。
①空気抵抗を下げる
②怪我の処理やマッサージがしやすい
③見た目
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
空気抵抗を下げる
すね毛を剃ることで空気抵抗を下げてパフォーマンスを上げるというのは昔から言われてきたことでもあります。
スペシャライズドが実施した実験によると、すね毛を剃ることで40kmで50〜82秒に相当するアドバンテージが生まれるという結果も出ています。
もちろんこれは競技レベルで走っている方の話でもあり、趣味レベルで走っている人だと目立った効果は得られません。
ただ、レース本番を控える中で最後の仕上げとしてすね毛を剃るといったことであれば、試してみるのもアリなのではないでしょうか。
怪我の処理やマッサージがしやすい
落車をした際に出血した部分を治療する際に体毛が残っていると作業がやりにくいと言われています。
確かに、毛が濃い場所に絆創膏を貼ることを考えると、治療がしにくいのはイメージできますね。
プロレベルだと落車によって激しく出血することもあるので死活問題と言えるでしょう。
さらに、疲労を抜くためのマッサージにおいても、すね毛がない方がオイルやクリームが塗りやすくなります。
見た目
サイクリングではハーフパンツを履いて膝から下を出す機会が多いので、見た目の清潔感を意識する方はすね毛を剃っています。
最近ではサイクリング関係なくすね毛を脱毛する方も増えているので、周囲の人に対して不快感を与えないように剃るという選択肢もあります。
すね毛を処理する方法
では、すね毛を処理していく方法について解説していきます。
剃刀などで直接剃ってしまうと地肌を痛めてしまいますし、痒みなども生じるので正しい方法で剃るようにしましょう。
除毛クリーム
地肌を痛めずにすね毛を処理するのであれば除毛クリームを使うのがおすすめです。
クリームを脚に塗って、所定の時間放置してから水などで洗い流すだけで毛が自然にとれていきます。
入浴中に処理することもできますし、剃刀が当たって血が出たりすることもありません。
ボディグルーマー
T字カミソリという選択肢もありますが、肌を痛めないことを考えるのであれば電動で動く「ボディグルーマー」がおすすめです。
力を入れなくてもスムーズにすね毛を剃ることができますし、アタッチメントを使えば長さを調整できるので、チクチクするのを防ぐこともできます。
気付いた時にサッと短時間で処理できるのもメリットなので、除毛クリームとボディグルーマーを使い分けるというのもおすすめです。
また、すね毛を剃ったあとはクリームなどを使ってしっかりと保湿するようにしてください。
脱毛サロン
すね毛を処理する手間を省きたいなら脱毛サロンに通うというのもおすすめです。
お金はかかってしまいますが、脱毛後は処理をする手間がほぼなくなるので、手間や時間を考えるとコスパは高いと言えるでしょう。
サイクリングだけでなく日常生活でも脚を綺麗にしておきたいという人は検討してみましょう。
見た目が気になるならタイツで隠せばいい?
すね毛は処理するだけでなく「アームカバー」や「インナータイツ」で隠すという選択肢もあります。
見た目は全く問題ないので、空気抵抗などはあまり気にしないという方で、処理が面倒な場合はこちらもおすすめです。
まとめ
サイクリストのすね毛問題について紹介していきました。
趣味で走っている方だと競技上のメリットはそれほどないので、日常生活で脚を出す機会が多い方は、ついてに剃っておくといいかもしれません。
「すね毛は剃るべき?」と悩んでいる人は、今回の記事を参考にしてみてください。