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ロードバイクにサビが出てきた時の対処法を解説

雨の中を走った後や車体を水で丸洗いした後など、いくら注意をしていたとしても湿気を
全て取り除くことはできません。

室内でしっかりと保管をしても湿気が取れず細かいパーツに「サビ」が生じてしまうこともあるはずです。

大事に扱っている愛車にサビが出てくるとショックではありますが、パーツの劣化は安全にも影響を及ぼすので早めの対応をおすすめします。

そこで今回はロードバイクにサビが出てきた時の対処法について解説していきます。

ロードバイクで錆びやすい箇所は?

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ロードバイクはほとんどのパーツが金属製でもあるため、極端な話どのパーツも錆びる可能性があります。

そんな中でも特に錆びやすいパーツとしては以下のものが挙げられます。

  •  ・チェーンとスプロケット
     ・ボルトやネジ
     ・ワイヤー類
     ・フレームの内部
  • 錆びる原因としては大きく分けて「外」と「内」の2タイプがあります。

    チェーンやスプロケット、ワイヤー類は主に「外」から濡れて水気がそのままの状態で残ってしまった結果、サビが生じてしまいます。

    それに対して。ボルトやネジ、フレームの内部に関しては、ロードバイクの「内」側に侵入した水気が原因がサビが出てきます。

    どちらも外部からの水濡れが原因なのですが、見た目で判別しやすく拭き取りやすいチェーンなどのパーツに対して、フレームの内部やボルトなどの接合部などは中々チェックする機会も少ないため、サビが出ているのに気がつかないケースも多いです。

    ロードバイクにサビが出るとどうなるの?

    ロードバイクの各パーツにサビが出ると見た目が悪くなるのはもちろんなのですが、それ以上にた機能性・安全性共に支障が出てしまいます。

    例えば、チェーンやスプロケットが錆びた場合、走行時の潤滑性が低下してしまうため、パワーロスを招いてしまいます。

    変速の動きも鈍く、重たい感じになってしまうでしょう。

    ボルトやネジなどが錆びると固定部の安全性にもかかってきます。特に、ステムやハンドルといった体重を預けるパーツを留める部品が錆びているときは注意してください。

    錆びたパーツは交換するのが基本

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    チェーンやスプロケットなどが錆びてしまった場合には、交換するのが最も手っ取り早くて簡単です。

    同じ型番のパーツを購入して取り替えるだけで新品のパーツにすることができます。

    ショップに依頼すれば交換するパーツもすぐに分かります。

    自分で交換する場合は、パーツの型番をしっかりと確認して同じものを購入する(or互換性のあるものを買う)ようにしてください。

    ボルトやネジについても場合によっては交換することができるので、サビが出たらまず最初にパーツ交換を検討してみましょう。

    サビを取る方法もあるが注意が必要

    「サビを取り除く」という選択肢もあります。

    家でも道具さえ揃えればサビ取りはできるのですが、注意点もあるので併せてみていきましょう。

    必要なもの

    サビ取りに必要な道具は下記の通りです。

  •  ・スチールブラシ
     ・ウェス
     ・軍手
     ・サビ落としクリーム
     ・オイル
  • 専門性の高い道具としては「サビ落としクリーム」ぐらいですが、ネット通販でも簡単に購入できるので揃えてみてください。

    もしクリームが無ければ目の細かい紙やすりを用意しましょう。

    サビ取りの手順

    サビ取りは以下の手順で行います。

  •  ①オイルをサビのある箇所に塗る
     ②オイルが浸透するまで待つ 
     ③スチールブラシで擦る(サビていない箇所を傷めない)
     ④サビ落としクリームをウェスに付けて磨く
     ⑤表面にオイルを塗る
  • 基本的なやり方は実にシンプルなのですが、サビを取るのは結構根気が必要な作業なのでやるときは覚悟しましょう。

    注意点

    「サビを取る」ということは作業手順を見ても分かるように「パーツを削る」こととイコールです。

    そのため、サビを取るためにパーツを削った結果、各パーツとの連携がズレて不具合が生じる可能性があります。

    特に、ボルトやネジのサビを取ると上手く固定できなくなるかもしれません。

    シートチューブの内側のサビを取ったことで、シートポストの相性が変わることも想定できます。

    サビ取りをした結果、パーツが正常に使用できそうになければ諦めて交換するのがおすすめです。

    まとめ

    ロードバイクにサビが出た時の対処法について解説しました。

    サビが出てから対処することもできますが、サビが出る原因でもある「湿気」を避けるよう保管場所に注意したり、定期的にメンテナンスをするようにしてください。

    特に、雨の中を走った後など、見た目ではわからない内側に水気が残っていないか注意しましょう。

    もし自分の愛車にサビが出てしまった場合には、今回の記事を参考にして対処してみてください。

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