廃線になったレールの上をサイクリングできる施設
全国では人口減少などの影響によって廃線を余儀なくされた鉄道路線が数多くあります。
そんな中、廃線となった路線を再利用するため、レール上をサイクリングできる施設が誕生しています。
電車が走っていた場所を自転車で走るといういつもと違う体験ができるでしょう。
今回は廃線になったレールの上をサイクリングできる施設を紹介します。
廃線のレール上を走れる施設
廃線になったレールの上を自転車で走れる施設を紹介します。
いつもとは違うサイクリング体験をしたい方は参考にしてみてください。
レースサイクル「くまチャリ」(熊本県)※復旧までの期間限定
レースサイクル「くまチャリ」は、2020年7月に起きた豪雨災害の影響で大きな被害を受けた「くま川鉄道」が、全線復旧になるまでの間に行っているサービスです。
実際に鉄道が走っている路線をマウンテンバイクで走ることができるサービスで、復旧するまでの間の期間限定でしか体験できません。
綺麗で見晴らしの良い自然に囲まれた景色の中をゆったりとしたスピードで走る体験は、普段のサイクリングでは絶対にできません。
【施設名】レースサイクル「くまチャリ」
【住所】〒868-0095 熊本県球磨郡相良村柳瀬2278−2
【電話番号】0966-23-5011
【利用料】
2名1組 4,000円
3名1組 4,500円
4名1組 5,000円
【営業日】
土・日・祝日 1日6便(10時・11時・13時・14時・15時・16時)
平日も可
【URL】https://kumagawa-rail.com/rail-bicycle/
吾妻峡レールバイク「アガッタン」(群馬県)
吾妻峡レールバイク「アガッタン」は、八ツ場ダムの建設の影響で新線に切り替わったJR吾妻線の旧線を観光資源として活かした施設です。
全長2.4kmのコースを自転車型のトロッコで走るアトラクションで、日本一短いとされていた樽沢トンネルや終点に近づくと見えてくる巨大な八ツ場ダムが特徴です。
【施設名】吾妻峡レールバイク「アガッタン」
【住所】
〒377-0814
群馬県吾妻郡東吾妻町松谷868-1
東吾妻町吾妻峡周辺地域振興センター
【電話番号】0279-26-9431
【利用料】
3人:片道3,000円 往復5,000円
4人:片道3,500円 往復6,000円
【営業日】月・火・金・土・日
【URL】https://agattan.com/
レールマウンテンバイク「Gattan Go!!」(岐阜県)
レールマウンテンバイク「Gattan Go!!」は、岐阜県にある旧神岡鉄道の廃線跡を使った施設です。
街中ある線路の上をマウンテンバイクで走れる「まちなかコース」に加えて、自然豊かな渓谷やスリル満点の鉄橋を通る「渓谷コース」の2つが用意されています。
線路の上を自転車で走るという非日常的なコンセプトに加えて、スリルあふれるコースが走れるアトラクション性の高さが魅力です。
【施設名】レールマウンテンバイク「Gattan Go!!」
【住所】
・まちなかコース
〒506-1147 岐阜県飛騨市神岡町東雲1327−2
・渓谷コース
〒506-1215 岐阜県飛騨市神岡町西漆山
【電話番号】0578-82-6677
【利用料】
・まちなかコース
1名:2,700円
2名:2,700円~3,200円
3名:4,200円
4~5名:5,700円~7,400円
6名:7,200円〜9,600円
7名:8,900円〜10,600円
・渓谷コース
2~3名 5,200円
3~6名 10,400円
7名 15,600円
【営業日】
水曜定休日
【URL】https://rail-mtb.com/about/
まとめ
廃線になったレールの上をサイクリングできる施設を紹介しました。
自転車が通る場所と電車が通る場所には、大きな違いがあるため線路の上を走ってみると同じような場所でもまた異なった視点で新鮮な体験が得られるでしょう。
いつもとは違う刺激のあるサイクリング体験を欲している人は、今回紹介したような施設を訪れてみてください。