サイクルウェアを長く使い続けるためのコツ
サイクルウェアは1着で1〜2万円する高価で機能性の高いものなので、できるだけ長く使い続けたいと思いますよね。
しかし、きちんとお手入れをしていないと長く使い続けることはできません。
今回はサイクルウェアを長く使い続けるためのコツを解説します。
サイクルウェアの寿命はお手入れの仕方で変わる
サイクルウェアを長く使い続けるためには、日頃のお手入れを正しく行わなければなりません。
毎回のサイクリングで汗や皮脂などの汚れが付着する中で、しっかりと汚れを落とさなければなりませんし、洗う際も生地を傷めないように注意する必要があります。
適切なお手入れを心がけることで、サイクルウェアの生地を良い状態にキープすることができますし、臭いや色褪せも防げるでしょう。
何気なくサイクリング後に洗濯機に放り込んでいる人は、改めて正しいお手入れの方法を確認して実践してください。
サイクルウェアの正しい洗い方
サイクルウェアの洗い方としては以下の3つがあります。
・手洗い
・洗濯機
・クリーニング
では、それぞれの洗い方におけるポイントを詳しくみていきましょう。
丁寧に洗うなら手洗いがおすすめ
サイクルウェアの生地を傷めずに丁寧に洗うのであれば「手洗い」が最もおすすめです。
やはり洗濯機に入れると洗う力が強すぎて生地を傷める可能性があります。
手洗いであれば汚れを擦る時の力加減も調整できますし、優しく洗うことで生地を傷めずに済みます。
ただし、手洗いだと洗剤を流すのが不十分になりがちなので、しっかりとすすぎ洗いをするのが大切です。
洗濯機を使うなら必ずネットに入れて洗う
手洗いをする手間をかけたくない場合は、洗濯機を使うことになるのですが、最低限のケアをしなければなりません。
サイクルウェアをそのまま洗濯機に放り込んでしまうと、摩擦によって毛玉ができたり、生地が傷んだりします。
そのため、必ず洗濯ネットに入れて、サイクルウェアと他の洗濯物を傷つけないようにしましょう。
また、洗濯の際はサイクルウェアの洗濯表示を必ず確認してください。
洗濯で落ちない汚れはクリーニングに頼る
チェーンの油汚れなど、手洗いや洗濯機では落とせない汚れがついてしまった場合は、クリーニングに頼るのがおすすめです。
お金がかかるのでどうしても汚れが取れないときだけ利用するといいでしょう。
ただし、ドライクリーニングのあるお店だと、生地を傷める可能性があるので注意してください。
サイクルウェアを洗った後は?
サイクルウェアを洗った後は干して乾燥させてから保管しなければなりません。
この部分においてもポイントがあるので、それぞれ確認しておきましょう。
干し方は「陰干し」が基本
サイクルウェアを干すときは直射日光を避けて陰干しをするのが基本です。
日光に晒されると紫外線によって生地が傷んだり、色褪せたりするので注意してください。
また、劣化を防ぐためにサイクルウェアを裏返しにして乾かすのもおすすめです。
乾燥機にかけると傷む
サイクルウェアを乾燥機にかけると生地が傷むのので使用は控えてください。
回転式の乾燥機を使うとサイクルウェアが縮む可能性がありますし、生地が傷んで寿命が短くなってしまいます。
しっかりと乾燥させてから保管する
サイクルウェアを濡れた状態で保管すると、色落ちの原因にもなりますし、他の服に色が移ることがあるので注意が必要です。
陰干しでもしっかりと乾かすことを忘れないようにしなければなりません。
保管をするときには風通しの良い場所を選ぶのが大切です。
サイクルウェアの寿命は3〜5年
サイクルウェアの寿命は一般的に3〜5年と言われています。
生地に使用されているポリウレタンの寿命が3〜5年と言われており、寿命を迎えると生地が摩耗して破れてきたり、毛羽立ちがひどくなったりします。
しかし、日々のお手入れが雑だと使うたびに生地を傷めてしまい、通常よりも寿命が短くなってしまうでしょう。
正しいお手入れを行いながら、目安となる寿命を参考に適切なタイミングで買い替えをしてください。
まとめ
サイクルウェアを長く使い続けるためのコツを解説しました。
お手入れを正しく行うことがサイクルウェアの寿命を延ばすポイントなので、今回の記事を参考に日々のお手入れを見直してみましょう。
サイクルウェアのお手入れ方法を確認して、長く使い続けられるようにしてみてください。