ディスクブレーキ車を購入したら揃えるアイテムを解説!
リームブレーキからディスクブレーキのロードバイクに乗り換えたという人も多いかと思います。
走行感の違いや新鮮さを感じているかと思いますが、ディスクブレーキ車の購入に伴って新しく揃えなければならないアイテムがいくつかあります。
走行時やメンテナンスで必ず必要になるので、新しく乗り換えたという人はチェックしておいた方がいいでしょう。
今回はディスクブレーキ車を購入したら揃えるアイテムをまとめて紹介していきます。
ディスクブレーキ車を購入したら揃えるアイテム一覧
ディスクブレーキのロードバイクを購入したら、以下のアイテムを揃える必要があります。
・パッドスペーサー
・スルーアクスル用エンド工具
・6mm六角レンチ
・ローターカバー
・スルーアクスル対応スタンド
・スプロケット外し
それぞれどのような役割を担うアイテムなのか、使い方なども含めて詳しく解説していきます。
パッドスペーサー
メンテナンスや輪行でホイールを取り外す際に必要となるのが「パッドスペーサー」です。
こちらは、ホイールを外した際にディスクブレーキのキャリパー部分に入れて使用します。
ブレーキローターがない状態でブレーキレバーを握ってしまうと、閉じたキャリパーが開かなくなってしまいます。
そのため、ディスクブレーキ車では空ブレーキを絶対にしてはいけません。
それを防ぐためにパッドスペーサーを忘れずに入れておく必要があります。
使用頻度も高いアイテムなので、新車購入時に併せて買っておきましょう。
スルーアクスル用エンド工具
輪行時に使用するアイテムの1つでもある「エンド工具」。
こちらに関しても、リムブレーキとディスクブレーキではエンド幅が異なるため、対応したエンド工具を購入する必要があります。
・リムブレーキのリアエンド:130mm
・ディスクブレーキのリアエンド:142mm
現在では、ディスクブレーキ車が普及する中で、オーストリッチからスルーアクスル用のエンド工具が発売されるなど、定番で使えるものも多くなっています。
電車にロードバイクを乗せて輪行を楽しみたい方は購入しておきましょう。
6mm六角レンチ
ディスクブレーキ車でホイールの固定に使用されるスルーアクスルには、主に2つの固定方法が採用されています。
1つは、クイックリリースと同じような感じで、レバーを使った固定方法です。
もう1つは、六角レンチを使ってスルーアクスルを固定するタイプです。
このうち、レバータイプではないスルーアクスルを使っている方は、6mmの六角レンチが必要です。
パンク修理の際にも必要になるので、メンテナンス用と携行用で大小2種類買っておくと便利でしょう。
ローターカバー
輪行の際にディスクローターを何かにぶつけてしまうと、傷付いたり歪んだりして走れなくなってしまう恐れがあります。
そのため、ディスクブレーキ車で輪行する際には、ローターを保護するためのカバーを使いましょう。
ディスクローター 用のカバーも販売されていますし、スプロケットカバーを代用することも可能です。
スルーアクスル対応スタンド
メンテナンスなどでロードバイクを自立させるためのスタンドを利用している方は多いと思います。
中でも、クイックリリースを左右から挟み込む形で固定するタイプが主流となっています。
しかし、従来のクイック用のスタンドは、ディスクブレーキ車では使えない可能性が高いです。
理由としては、「エンド幅の違い」と「固定部分の形状の違い」が挙げられます。
ディスクブレーキ車では、エンド幅が広くなるため、従来のクイック用スタンドでは幅が足りない上、固定部分の形状も形状も異なります。
そのため、ディスクブレーキ車では、スクーアクスルに対応したスタンドを用意する必要があります。
スクーアクスルのエンド幅や形状に対応したものや、シートステーなどの片側のみを固定するものなどを用意してください。
スプロケット外し
こちらのアイテムは絶対に必要というわけではありませんが、ローターの交換を自分でする場合には購入しておきましょう。
用意するのはスプロケットを取り外す際に使う工具です。
ディスクローターも使用によって磨耗するため、定期的な交換が必須なパーツとなります。
自分でやる自信がない方はショップに依頼してやってもらうのが無難です。
まとめ
ディスクブレーキモデルのロードバイクを購入した際に、揃えるべきアイテムについて解説しました。
リムブレーキ車とは、さまざまな仕様が異なるため、それらに合わせたアイテムを購入しましょう。
メンテナンス時だけでなく、走行時や輪行時に必要となるアイテムもあるので、新車購入と同時に揃えるのがおすすめです。