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梅雨の時期のインドアトレーニングは湿気に注意!除湿に必要なアイテムは?

これから梅雨の時期を迎えて雨が降る回数が増えてくる中で、思うようにサイクリングに出かけることが難しくなってしまいます。

休日のみロードバイクに乗る方の場合、2週連続で雨に降られるなど乗らない期間ができてしまうこともあるでしょう。

そこで梅雨の時期はサイクルトレーナーを効果的に使ったインドアトレーニングでパフォーマンスを維持するのがおすすめです。

しかし、この時期のインドアトレーニングで気になるのが「湿気」です。

今回の記事では、梅雨の時期のインドアトレーニングで注意したい湿気についての解説と除湿に必要なアイテムについて解説します。

サイクルトレーナーを回すと湿度がめっちゃ上がる

サイクルトレーナーを回すと湿度がめっちゃ上がる

普段からサイクルトレーナーでトレーニングを行っている方は共感できると思いますが、インドアトレーニングをすると部屋の湿度がかなり上がります。

室内の環境や練習の強度、風通し、季節などにもよりますが、1時間ローラーを回すだけで湿度が80%を超えるなんてこともザラにあります。

風が当たらない分、トレーニングでかいた汗によって湿度が急上昇してしまいます。

体感的には「少しモヤってきたな」程度で済むのですが、屋外とは違って部屋の中にさまざまなものがある以上、急激な湿気の上昇には注意する必要があるでしょう。

インドアトレーニングで湿度が上昇することで生じる影響は?

梅雨の時期のインドアトレーニングで湿度が上昇すると以下のような影響が生じると考えられます。

  1. ①ロードバイクの錆や固着を招く
  2. ②家電製品の故障は多少心配
  3. ③パフォーマンスも低下する?

シンプルに「ジメジメして不快」というだけではないので注意が必要ですね。

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

①ロードバイクの錆や腐食を招く

インドアトレーニングでかいた汗が直接フレームや固定パーツなどに付着したり、湿度が上昇したりすることで、錆や腐食を招く可能性があります。

ロードバイクにとって湿気は大敵ですし、特にクロモリのフレームを使っている方だと、汗や湿気によるサビに注意しなければなりません。

汗が直接ネジやボルトの隙間に侵入して腐食を起こすこともあるので、湿気対策をしながらもタオルなどを使って汗をキチンと拭き取った方がいいでしょう。

②家電製品の故障は多少心配

湿度の上昇で心配になるのが「家電製品の故障」です。

テレビやスマホ、パソコンなどの家電の近くまたは同じ部屋でトレーニングをしていると、湿気の影響を受けてしまうかもしれません。

ただ、日本の高温多湿に耐えられる設計になっているとも考えられるため、トレーニングによる湿気がすぐさま故障に直結するとは考えにくいでしょう。

それでも家電製品にとって湿気は良くないものなので、トレーニング場所を工夫するなどして対処してみてください。

③パフォーマンスも低下する?

インドアトレーニングによって室内が高温多湿状態になると、パフォーマンスが低下する可能性も考えられます。

気温が高いとシンプルにパフォーマンスは低下すると考えられますし、湿度の上昇によって汗が蒸発しにくくなり熱中症を引き起こす可能性もあります。

高温多湿というシチュエーションは想像以上に負荷が大きく、メニューを消化していくことすら難しくなるかもしれません。

効率的に筋力や持久力を高めるトレーニングをするのであれば、湿気に対する対策が必要です。

インドアトレーニングで湿度をコントロールする方法

エアコン

インドアトレーニングで湿度をコントロールする方法について紹介します。

湿気対策に効果的なアイテムと目的について把握して、自分に合った組み合わせで活用してみてください。

では、湿気対策に使えるアイテムを見ていきましょう。

  • ・除湿機:湿気の上昇を防ぐ
  • ・エアコン:温度を一定に保つ
  • ・サーキュレーター:空気を循環させて温度を保つ
  • ・タオル:汗を拭き取る
  • ・扇風機:体温の上昇を防ぐ

このうち絶対に合った方がいいのは「扇風機」「タオル」「除湿機」の3つといえるでしょう。

これがあれば湿気対策をしながら、体温の上昇を防いだ上でトレーニングが行えます。

また、より快適な環境でトレーニングをしたいのであれば、エアコンとサーキュレーターで室温を一定に保つのもおすすめです。

まとめ

梅雨の時期のインドアトレーニングで注意したい湿気対策について解説しました。

扇風機やタオルを使っている方も多いと思いますが、トレーニング前後の室内環境を考えれば、除湿機を導入して湿度をコントロールした方が絶対にいいでしょう。

湿度と温度を適切にコントロールしながら、快適かつ安全な環境でトレーニングを行ってみてください。

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