ホンダが自転車を後付けで電動アシスト化できるデバイス「SmaChari（スマチャリ）」を開発

SmaChari（スマチャリ）の特徴

「SmaChari（スマチャリ）」の特徴としては主に以下の3つが挙げられます。

①既製の自転車を電動アシスト化できるシステム
②自転車とスマホをコネクトできる
③通勤や通学で自転車を使う人も手軽に電動アシスト化できる

では、1つずつ詳しくみていきましょう。

既製の自転車を電動アシスト化できるシステム

SmaChari（スマチャリ）は、電動アシスト自転車本体のことではなく、既製の自転車に後付けで取り付けて電動アシスト化できるデバイスを指します。

既存の電動アシスト自転車は、自転車本体と電動アシストのユニットが1つになって販売されていました。

それに対して、SmaChari（スマチャリ）は後付けで電動アシスト化できるため、自転車本体の自由度も高くなりますし、自転車メーカーとしても電動アシストに対応した自転車の開発が可能になります。

自転車とスマホをコネクトできる

SmaChari（スマチャリ）は、自転車を電動アシスト化するだけではなく、Bluetoothを通じて自転車とスマホをコネクトできるのが特徴です。

走りながら速度や距離、消費カロリーといった情報をスマホ上に表示できるサイクルコンピュータのような機能もありますし、スマホを電子キーとして使える機能もあります。

ただ自転車を電動アシスト化するだけではなく、既存の自転車をさらにスマートにできるデバイスでもあります。

また、AIモードによってアシストの具合を自動調整して、快適な走行を可能にする機能なども搭載される予定です。

通勤や通学で自転車を使う人も手軽に電動アシスト化できる

通勤や通学で自転車を使っている方は、できれば電動アシスト自転車を使いたいと思っているはずです。

しかし、電動アシスト自転車は高価ですし、なかなか購入しにくい現状もあります。

SmaChari（スマチャリ）を使えば対応する普通の自転車にデバイスを後付けするだけなので、比較的リーズナブルに電動アシスト自転車が手に入ります。

さらに、使用する自転車の自由度も上がるため、カッコいい自転車に乗りたいという需要も満たしてくれます。