サイクリングのお守り!自転車保険には必ず加入しておこう
ロードバイクはママチャリなどの一般的な自転車に比べて事故を起こす危険性が高い乗り物です。スピードも出て転倒の恐れもあり、車道を走ることで自動車との衝突も懸念されます。
自分の体を守るためには安全に注意を払って走行するのが最も重要ですが、そうはいっても起きる時には起きるのが事故です。
そんなもしものときのために「自転車保険」には必ず加入しておくようにしましょう。今回は自転車保険が必要な理由や補償される内容、サイクリストにおすすめの自転車保険を紹介していきます。
サイクリング中の事故は常に起きうる
ロードバイクでの走行中、最も恐いのが「交通事故」です。走行中の落車や自動車との接触、歩行者との衝突で相手に怪我をさせてしまうこともあります。
一般的な自転車よりもスピードが出る分、事故が起きた時の被害が深刻になりやすいロードバイク。いかに安全に気を付けて走っていても、運悪く事故に巻き込まれてしまうことは避けられません。
ロードバイクによる事故で被害者側にも加害者側にもなる可能性がある中で、もしもの時の備えが必要になってきます。
警視庁が発表した「自転車に関連する死亡・重傷事故の件数」では、平成30年で8,660件の死亡・重傷事故が発生しています。件数自体は年々減少傾向にあるものの未だこれだけの重大事故が発生していることを考えると注意を怠ることはできません。
さらに、事故の類型別の統計では「対自動車」の死亡・重傷事故が全体の77%というデータが出ています。車道を主に走るロードバイクにとっては注意すべきデータでもあります。
また、対自動車事故で自分が怪我をしてしまうだけではなく、対歩行者の事故で相手に怪我をさせてしまう可能性も考えなければなりません。
自転車事故によって相手を死亡または重大な障害が残る怪我を負わせてしまった場合、数千万という単位の賠償金を支払うことになってしまいます。
自分が怪我を負った時の治療費だけではなく、相手に被害を与えた際の賠償金という観点からも自転車保険の必要性が訴えられています。
自転車保険の主な補償内容「個人賠償責任補償」「傷害補償」
自転車保険の補償内容については「個人賠償責任補償」と「傷害補償」の2つを主に見ていく必要があります。
それぞれの簡単な内容としては下記の通りです。
個人賠償責任補償
事故で「相手」に被害を負わせた場合に発生する賠償金の補償
傷害補償
事故で「自分」が被害を負った場合に発生する治療費などの補償
自転車事故で加害者になった場合に請求される賠償金を補償してくれるのが「個人賠償責任補償」、自分が被害者になった場合の治療費などを補償するのが「傷害補償」です。
個人賠償責任保険は「相手」、傷害補償は「自分」と覚えておきましょう。
この2つの補償額と保険料のバランスを見ながら加入する自転車保険を決めていくといいでしょう。
補償金額はいくらが妥当?
自転車保険においてより重要なのは「個人賠償責任補償」です。事故の被害者に対して数千万円単位の賠償金が発生する可能性もあるため、これらを保険で賄えるようにしなければなりません。
これまでの自転車事故の賠償事例などを見ていくと、個人賠償責任補償の金額は「最低1億円」というのがスタンダードになっています。
最低限の保険内容で十分という人はまず「個人賠償責任補償が1億円以上」であることを確認しておきましょう。
サイクリストならロードサービスがあると便利!
自転車保険には「個人賠償責任補償」「傷害補償」以外にも細かいサービスが付帯したものがあります。
例えば、サイクリストであれば走行中のトラブルで走れなくなることがあります。そんな際に自転車を指定の場所まで運んでくれる「ロードサービス」を付帯している自転車保険があります。
ロードサービスであればその場で対応できないトラブルで自走が不可能になってしまったとしても安心です。
ロードサービスが付いて補償内容が充実している「au損保」がおすすめ!
ロードバイク乗りにおすすめの自転車保険として挙げられるのが充実した補償内容にロードサービスが付帯している「au損保」です。
3つのコースが用意されていますが、その中で最もリーズナブルな「ブロンズコース」は月額340円という保険料で加入できます。
個人賠償責任補償は「2億円」、自転車事故よる死亡・後遺障害に対して500万円、入院保険金が日額8,000円といったコスパの良さが魅力です。
さらに全てのコースでロードサービスが無料(年間4回)で利用できます。
事故に対する備えもできて、サイクリング中のトラブルにも対応できる「au損保」の自転車保険がロードバイク乗りにぴったりといえるでしょう。
まとめ
自転車保険に加入していないと事故で加害者になったときに賠償金が支払えず経済的な負担になる上に、被害者にもお金が支払われないため救済もままなりません。誰もが自転車事故を起こす可能性がある中で自転車保険への加入は必須です。
また、サイクリングを楽しんでいる方は補償内容の他にロードサービスが付帯した自転車保険を選ぶと走行中のトラブルにも対応できるのでおすすめです。