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後方から接近した車を検知して知らせるTREKの「CarBack 」を紹介

TREKから登場した新たなサイクルギア「CarBack」は、レーダーを用いて後ろから迫る車を検知して、ライダーに知らせてくれるアイテムです。

サイクリングで後続車両に追い抜かれる瞬間に、ヒヤッとした経験がある人は多いでしょう。

CarBackを使えば、車が追い越してくる前に知らせてくれるため、適切な準備と対応ができ、ライド中の安全性を高めてくれます。

今回はTREKから発売されている「CarBack」を紹介します。

CarBackはレーダーで後続の車両を検知できるリアライト

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(画像引用「TREK」

TREKから発売された「CarBack」は、レーダーによって後続車両を検知する機能が搭載されたリアライトです。

レーダーによって最大240m後ろから迫る車を検知して、ハンドル上のサイコンやスマホの画面に通知してくれます。

車が追い越す前に知らせてくれるため、余裕を持って後方を確認しつつ、安全に追い抜かせる準備が整えられます。

今までのサイクリングで、車に追い抜かされる瞬間にヒヤッとした経験がある方におすすめの商品といえるでしょう。

「TK24 Trek CarBack TECH Visibility」

CarBackのポイント

CarBackのポイントは以下の6点です。

①車の存在を早めに知らせてくれる
②交通量が少なく油断する瞬間でも車に気づける
③テールライトとしての視認性も高い
④夜間など車が見えにくい場所でも安全に走れる
⑤静かに近づく電気自動車にも気がつける
⑥専用アプリや各種サイコンと連携可能

では、1つずつ詳しくみていきましょう。

車の存在を早めに知らせてくれる

CarBackは、最大240m後方にいる車両を検知して、ライダーに知らせることができます。

かなり後ろを走っている車両でも早めに通知してくれるため、余裕を持って準備ができるでしょう。

車両の存在を認識してから、路面の状況や道路の広さなどを確認しつつ、後ろをみて車両との距離を視認すれば、安全に追い抜かせられます。

交通量が少なく油断する瞬間でも車に気づける

交通量が多い道路では、常に車両の警戒をしているのですが、島や田舎など交通量の少ない道路は油断しがちな傾向があります。

ついつい後方確認を怠ったり、道路の中央側に寄って走ったりすることもあり、その瞬間に迫る車に気付けないと大変危険です。

CarBackを使っておけば、交通量の少ない道で車への警戒度が薄くなっている時でも、確実に気づくことができるでしょう。

テールライトとしての視認性も高い

CarBackは、レーダーによる後続車両の検知ができる他に、リアライトとしての機能も備わっています。

ライトとしては、日中でも最大2km先から視認できるほどの明るさを実現しているため、後続車からの視認性も高いです。

やや価格の高い商品ではありますが、高性能なリアライトにレーダー機能が備わっていると考えると、手が出ないほどの価格ではないといえるでしょう。

夜間など車が見えにくい場所でも安全に走れる

夜間帯のライドでは、後方から迫る車に気がつけないこともあります。

その他にも、トンネルの中などの暗い場所など視認性の悪い場所では、視覚だけでなくレーダーによる検知に頼った方が安心です。

静かに近づく電気自動車にも気がつける

静音性の高い電気自動車は、近くまできても気付けないことが多いですが、CarBackを使えば確実に気付けます。

後ろを振り向いたら電気自動車が目の前にいた経験がある人も多いでしょう。

サイクリング経験がある方でも、電気自動車には気付けないことがあるので、安全性を高めるためにCarBackを使うのがおすすめです。

「TREK「CarBack Radar リアバイクライト」のテールランプの光」

専用アプリや各種サイコンと連携可能

「AppStore」
「GooglePlay」

CarBackの商品概要

CarBackの商品概要は以下の通りです。

【商品名】CarBack
【後方検知距離】最大240m
【ライト視認距離】最大2km
【サイズ】70 L x 50 W x 25 H (mm)
【重量】87g
【バッテリー】7時間以上
【通信機能】ANT+ / Bluetooth
【防水】IPX7
【充電】USB TYPE-C
【カラー】ブラック
【価格】25,900円
【公式サイト】「CarBack」

まとめ

TREKから新しく発売された「CarBack」を紹介しました。

レーダーで後方の車を検知して知らせるという今までにないコンセプトなので、「本当に必要?」と思うかもしれませんが、車道を走る上で後ろの車を認知することは安全上とても大切です。

こまめな後方確認でも対応はできますが、ヒューマンエラーが起きる可能性もあるため、デバイスの力を借りるのも有効かもしれません。

今回の記事で気になった方は、ぜひTREKのCarBackをチェックしてみてください。

「CarBack」

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