サイクリストはオフシーズン何をして過ごす?
寒くてもいつもと同じようにガンガン走りまくるサイクリストの方もいれば、暖かくなるまでサイクリングはお休みという方もいるでしょう。
サイクリングは長時間行うスポーツなだけに気温が低い中、無理をして走ると風邪をひく可能性もあるため無理はできませんよね。
しかし、冬の間なにもしないと身体が鈍ってしまうので、何らかの形で時間を有効活用するのがおすすめです。
そこで今回はサイクリストのオフシーズンの過ごし方について紹介していきます。
他のスポーツを楽しむ
地域によって冬は全くサイクリングができないというケースもありますし、長時間寒い中を走るのはしんどいという人も多いでしょう。
そのような場合には、サイクリング以外のスポーツを楽しんでみるのもおすすめです。
冬ならではのスポーツやいつもとは違ったスポーツをやってみるのがおすすめです。
スキー/スノボー
スキーやスノボーといったウインタースポーツは、サイクリングがオフシーズンに楽しむのにとてもおすすめです。
自転車と同じ下半身の筋肉をしっかりと使いますし、バランス感覚や体幹も刺激できるので、筋力やパフォーマンスの維持にも役立ちます。
冬にしか楽しめないスポーツでもあるので、サイクリングのオフシーズンを利用してチャレンジしてみてください。
マラソン/ジョギング
サイクリングは足に負担をかけずに行える有酸素運動として非常に優れていますが、自転車ばかりに乗っていると歩いたり走ったりする筋力が弱まってしまいます。
なので、オフシーズンの期間は普段は刺激しない筋肉や骨を鍛える意味でも、マラソンやジョギングにチャレンジしてみるのもおすすめです。
30分〜1時間程度の短い時間で行えますし、体力維持や心肺機能の向上にも役立ちます。
シーズンインに向けての身体を作る
オフシーズンだからといってダラダラと過ごしてしまうと身体が鈍ってしまい、いざシーズンインで自転車に乗ると身体が思うように動かないことがあります。
なので、冬の間も室内でできるトレーニングを中心に身体を動かして、コンディションを維持しておくというのもおすすめです。
普段はできないトレーニングに取り組んだり、弱点を集中的に克服したりする時間に使うのもいいですね。
筋肉トレーニング
オフシーズンにジムなどに通ってじっくりと筋肉を鍛えるというのもおすすめです。
自転車であれば下半身の筋肉をメインに鍛えるのがおすすめですが、上半身の筋肉も鍛えることでパフォーマンスの向上に繋げられます。
自転車に乗っているだけでは鍛えにくい部分でもあるので、オフシーズンを利用して取り組んでみてください。
有酸素運動(LSD)
オフシーズンの間も心肺機能や筋持久力のパフォーマンスを維持したいのであれば、ローラー台やサイクルトレーナーなどの室内トレーニングで有酸素運動をするのがおすすめです。
オフシーズンでもあるので強度の高い運動は程々にしながら、低強度かつ長時間のトレーニングで基礎体力をつけていきましょう。
LSD(Long Slow Distance)とも言いますが、長い距離をじっくりと走るような運動を行うことで心肺機能だけでなく、筋肉に酸素を送り込む機能の向上も期待できます。
自分のペースでゆったりとしたトレーニングを続けながら、シーズンインを迎えてみてください。
スキルトレーニング
ペダリングや乗車姿勢などスキル面のトレーニングに時間を割くのも非常におすすめです。
自転車に乗っているだけでは意識しづらい部分を集中的に鍛えることで、より効率的な走りを手に入れることができるでしょう。
外で走らない期間だからこそ、上手に走るテクニックに目を向けてみてください。
ゆっくり休んで体調を整える
シーズン中にガッツリと走って身体が疲弊しているような方は、オフシーズンを利用してしっかりと休むことも重要です。
身体が疲労した状態が続いてしまうと大きな故障の原因にも繋がるので、じっくりと休む期間も作るようにしてください。
怪我や不調を治す
シーズン中にした怪我や不調だった箇所についてはシーズンオフを利用して、しっかりと治すようにしましょう。
痛みや不調を抱えたままトレーニングを続けてしまうと、来シーズンにも引きずってしまい大きな問題に繋がる可能性もあります。
精神的にもリフレッシュする
シーズン中に強度の高いトレーニングを行ったり、節制に取り組んでいたりした人は、シーズンオフを利用して精神的にもリフレッシュをしておきましょう。
精神的に高いストレスが続いてしまうと、心だけでなく身体にも不調をきたす可能性があるので注意してください。
ゆっくりと休んだり、美味しいものを食べたり、温泉に入ったりして1年の疲れを癒し、来シーズンに向けてのモチベーションを高めてみましょう。
自転車関連のインプットをしよう
自転車に乗らない期間を利用して自転車に関連する知識をインプットしてみるのもおすすめです。
トレーニング本を読んでみたり、メンテナンスの動画を視聴したりして、自転車のことをもっと深く理解してみてください。
細かいメンテナンスをしてもらおう
自転車に乗らない期間を利用して細かいメンテナンスをしてみるのもおすすめです。
ショップなどに依頼して1つ1つのパーツを点検してもらい、消耗パーツの交換や微調整などを行ってもらい自転車の状態を整えてからシーズンインを向けてみてください。
まとめ
サイクリストのオフシーズンの過ごし方について紹介しました。
積極的に他のスポーツやトレーニングに励むのもおすすめですし、ゆっくりと休んだり、他のことに時間を活用してみるのもいいですね。
シーズンインを元気に迎えるためにもオフシーズンを自分なりに使ってみましょう。