コラム

自転車を中心にサスティナブルな生活習慣を身に着けよう!

最近そこかしこで耳にする「サスティナブル」や「SDGs」という言葉。

持続可能な社会を目指すために環境に対する配慮はもちろん、世界各国の貧困やジェンダー問題など、さまざまな課題に対する目標が設定されています。

ただ、スケールの大きな問題もある中で「具体的に何から始めたらいいんだろう?」とお悩みの方も多いはずです。

そこで今回は自転車を中心にサスティナブルな生活習慣を始めるというテーマで新しい生活スタイルについて紹介していきます。

サスティナブルとは?

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「サスティナブル(Sustainable)」は、「持続する」という意味の「sustain」と「〜できる」を意味する「able」が接続された言葉で、日本語では「持続可能な」というなります。

環境問題や経済問題、貧困問題など世界中に存在する課題を克服することで、持続可能な社会を実現することを目標に設定しています。

例えば、環境問題であれば「CO2排出量の急増による地球温暖化」や「気候変動」「海洋汚染」などの問題に対して問題解決を目指していくことが求められています。

このようなサスティナブルな社会を目指すための開発目標として「SDGs(Sustainable Development Goals)」が国連にて採択されており、企業なども積極的な取り組みをみせています。

自転車生活はとってもサスティナブル!

通勤や通学、お買い物など、さまざまな日常生活での移動を自転車で行うことで、自動車によるCO2の排出量を減らすことができます。

個人としても運動不足解消や身体を動かすことによってストレスの解消に繋がるなど、ポジティブな効果が得られる上に環境負荷のない移動手段として非常におすすめです。

最近では新型コロナの影響もあり、密を避ける移動手段として自転車の使用が急増しています。

普段の移動を意識的に自転車にシフトしながら、休日の運動やレジャーとしてもサイクリングなどを始めることで、楽しくサスティナブルな生活習慣が身につけられるでしょう。

パーツ1つ1つを大切に扱うのもサスティナブルな生活に重要

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ただ自転車に乗るというだけでなく、自転車のパーツ1つ1つを大切に扱うことでゴミの排出を減らすことも重要です。

タイヤやチェーンなどの消耗品は最大限使い切るように意識するのはもちろん、日々のメンテナンスを欠かさず行うことで寿命を伸ばすことも意識してみましょう。

メンテナンスを疎かにしていると、自転車の寿命はグッと短くなってしまいますし、新品の頃の爽快な走り心地もすぐに失われてしまいます。

パーツや自転車を使い捨て感覚で交換するのは環境負荷の高い行為になってしまうので、習慣的にメンテナンスを行いながら、修理やカスタムをして同じ自転車に乗り続けるのがおすすめです。

自転車の廃タイヤをファッションアイテムにする取り組みも

自転車の本場ヨーロッパで200店舗以上展開されているイタリアのブランド「Cingomma(チンゴーマ)」では、自転車の廃タイヤ・廃チューブを使ったファッションアイテムを開発し、サスティナブルな価値観や倫理観を体現しています。

キーチェーンや財布といった小物類からバックパック、ベルトなどさまざまな商品があります。

自転車タイヤの素材を活かし、高い耐久性や撥水性を実現しており、タフに長く使い続けられるのもエコで良いですね。

日本での取り扱いも開始しており、ネットショップで購入できるので気になる方はチェックしてみてください。

『Cingomma(チンゴーマ)』https://j-onestore.com/pages/cingomma

まとめ

自転車を中心としたサスティナブルな生活について紹介しました。

積極的に移動を自転車で行うことでCO2の排出量を減らすのはもちろん、1つ1つのパーツを大切に長く使い続けることで、ゴミを減らすことにも繋がります。

廃棄された自転車パーツからファッションアイテムを生み出す取り組みにも注目です。

自転車はサスティナブルな生活習慣ととても相性が良いですし、運動不足の解消やリフレッシュにも繋がるので、自分のペースで始めてみてください。

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