ロードバイクのスペックはグレードによってどう違う?メーカー別のスペック比較!
ロードバイクは「エントリーモデル」から「ハイエンド」モデルまでメーカーごとに幅広くラインナップされています。
「高いやつは何となく良いんだろうな…」という漠然としたイメージを持つ方も多いと思いますが、初心者の方にとっては「結局何が違うの?」と疑問をもたれるかもしれません。
公式サイトの製品ページを見ても、聞き慣れない言葉がならんで結局何が良いのか具体的に把握できないかもしれません。
そこで今回は「重量」や「コンポ」「ホイール」といった分かりやすいスペックをメーカーごとにご紹介して「エントリー」?「ハイエンド」の違いを見ていきます。
「COLNAGO」の場合
イタリアの人気メーカー「COLNAGO」のグレード別スペックを比較していきます。
今回ご紹介するのは以下の3モデルです。
エントリー:A2-r
ミドル:C-RS
ハイエンド:C64
A2-r | C-RS | C64 | |
---|---|---|---|
重量 | 8.6kg | 8.2kg | フレーム重量900g |
コンポ | TIAGRA | 105 | フレームのみ販売 |
ホイール | COLNAGO ORIGINAL(ALEX CX28) | WH-RS100 | フレームのみ販売 |
価格 | 139,000円 | 249,000円 | 640,000円 ※フレーム価格 |
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ハイエンドモデルになると完成車ではなく「フレームのみ」の販売となることが多いです。
そのため単純なスペックはできませんが、ハイエンドモデルで一気に値段が上がりますね。
また、「エントリー」→「ミドル」だとそれぞれのスペックがワンランク上がることで価格が10万円程度高くなるというイメージになるでしょう。
「FELT」の場合
ドイツの自転車メーカー「FELT」のグレード別スペック比較を見ていきましょう。
今回ご紹介するのは以下の3モデルです。
エントリー:VR 60
ミドル:VR Advanced
ハイエンド:AR Advanced
VR 60 | VR Advanced | AR Advanced | |
---|---|---|---|
重量 | 10.2kg | 8.39kg | 8.33kg |
コンポ | Claris | 105 | Ultegra |
ホイール | Devox Variable Road VR21 | Devox Variable Road VR2.1 | Reynolds AR58 DB Custom carbon |
価格 | 108,000円 | 298,000円 | 598,000円 |
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やはりスペック的に大きな変化をするのは「エントリー」→「ミドル」ぐらいの間になります。
ミドル以上のハイエンドモデルになってくると、価格あたりのスペック向上が小さくなる傾向のようです。
「RIDLEY」の場合
ベルギーの自転車メーカー「RIDLEY」のグレード別スペック比較を見ていきましょう。
今回ご紹介するのは以下の3モデルです。
エントリー:HELIUM SLA
ミドル:FENIX SL DISC
ハイエンド:NOAH FAST
HELIUM SLA | FENIX SL DISC | NOAH FAST | |
---|---|---|---|
重量 | 9.2kg | 8.8kg | フレーム重量1000g |
コンポ | SORA | 105 | フレームのみ販売 |
ホイール | RIM:SHINING A262 HUB | Fulcrum RACING 700 | フレームのみ販売 |
価格 | 129,000円 | 334,000円 | 476,000円 ※フレーム価格 |
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メーカーによって車体重量に対するスタンスが伺えます。
軽量性を重視してより高いグレードのモデルほど軽さに魅力を持たせるメーカーもあれば、RIDLEYのように軽量化のアップグレードは小さいメーカーもあります。
重量が全てではないので参考程度に見るべきですが、スペックを見るだけでもメーカーによって特徴が分かれているのは面白いですね。
初めてロードバイクを買うときはスペックを調べてみよう
初めてロードバイクを買う方は一体何を見て選べばいいかわからず困ってしまいますよね。
最初の1台なので「デザイン」などスペックとは異なる部分で選ぶのもいいのですが、今回挙げたような最低限のスペックは見れるようになっておきましょう。
重量ごと、コンポごとの価格帯を掴んでおけばお店で商品を見たときも価格と照らし合わせて判断できるようになります。
スペックの簡単な見方をマスターしてロードバイクを選んでみてください。
まとめ
ロードバイクのスペックをグレードごとに比較していきました。
重量や使用コンポなど、グレードごとの相場を掴んでみてください。
もちろんそれだけが全てではありませんが、初めてロードバイクを買う場合は大まかな指針となるでしょう。
ロードバイクの見方を覚えてお店の商品をチェックしてみてください!