Yahoo!Mapで使える自転車用のナビゲーションを紹介
Yahoo!Mapは、2022年6月に自転車用のルート検索機能をリリースしました。
従来の地図アプリでは、車や徒歩、公共交通機関での移動に対応したルート啓作機能がメインだったのに対して、自転車利用者に向けたサービスは充実していませんでした。
車と自動車では利用する道が大幅に異なりますし、歩行者のルートに合わせても不都合が生じることもあります。
Yahoo!Mapの自転車用ルート検索はサイクリストにとって便利な機能になることでしょう。
今回はYahoo!Mapで使える自転車用のルート検索機能について解説していきます。
Yahoo!Mapが自転車ルート検索をリリース

Yahoo!Mapでは、自転車走行に適したルートを検索する機能をリリースしました。
案内パネルや音声を用いて自転車移動をサポートしてくれる機能で、日常的な移動やお出かけからサイクリングまで幅広く活用できます。
従来の地図アプリではルートを検索したとしても、自動車用のルートが表示されて走ってみると交通量の多い危険な道を走らなければならないときがあります。
車と自転車では走る道が異なるため、目的地までの道順は分かっても、道中で細かいトラブルが生じることもあるでしょう。
そんな中で自転車用のルート検索ができるようになったため、サイクリストにとって便利な存在になっていくはずです。
Yahoo!Mapの自転車ルート検索の特徴
Yahoo!Mapがリリースした自転車ルート検索の特徴としては主に以下の4つが挙げられます。
①音声だけで把握しやすいルート案内
②車の走らない幅の狭い道にも対応
③マップ上に雨雲レーダーが表示できる
④ルートの勾配情報も追加予定
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
音声だけで把握しやすいルート案内
Yahoo!Mapの自転車ルート検索では「ターンバイターン方式」を採用しており、カーナビのように目印や右左折などを画面上や音声で案内してくれます。
マップ上にルートが表示されるだけでなく、音声できちんとナビゲーションしてくれるため、走行中にスマホ画面を見る回数が減って危険性を減らすことができます。
自転車のスピードに合わせて案内をするタイミングにもこだわっているため、違和感のないナビゲーションが利用できるでしょう。
車の走らない幅の狭い道にも対応
車と自転車では走る道が大きく異なるため、自転車ルート検索を利用すれば自転車で快適に走れる道を案内してもらえます。
通常の地図アプリだと車のナビには適さない道はヒットしませんが、自転車にとっては交通量が少なく、快適に走れる道であれば表示することができます。
自転車にとって快適かつ速く走れるルートを表示してもらえるため、今までとは異なる使い心地になるでしょう。
マップ上に雨雲レーダーが表示できる
Yahoo!Mapの自転車ルート検索の注目ポイントとして挙げられるのが「雨雲レーダー」の表示機能です。
ナビゲーションの画面上に雨雲レーダーが表示されるため、走行中に雨が降るかどうかがチェックできます。
サイクリングの最中に行き先で雨が降っていたら引き返すといったことも可能になるでしょう。
ゲリラ豪雨などの突然の大雨にあたる可能性もあるので、常に天候を意識して走りたい方におすすめです。
ルートの勾配情報も追加予定
サイクリストにとってありがたいルート上の勾配情報についても搭載する予定となっているようです。
標高や高低差などの情報も表示できれば「坂道を避けたルート」など柔軟な使い方ができるでしょう。
Yahoo!Mapの自転車ルート検索の使い方

Yahoo!Mapの自転車ルート検索の使い方は以下の通りです。
①目的地を入力して「ルート検索」をタップする
②交通手段で「自転車」のアイコンをタップする
③「ナビ開始」をタップする
画面上の案内に従って移動をして目的地に到着したら「終了」をタップしてください。
まとめ
Yahoo!Mapに搭載された自転車ルート検索機能について紹介しました。
サイクリストにとって走りやすい道を案内してくれる「ちょうどいいアプリ」として進化したので、ナビを見ながら走る人は使ってみてください!