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忙しい人におすすめ!ナイトライドの楽しみ方と注意点を解説

日中や仕事で忙しくて中々走る時間が確保できない方や夏場の暑い時期は昼間に走りたくないという方には「ナイトライド」がおすすめです。

夜の暗い中を走るナイトライドでは、昼間のサイクリングにはない魅力があります。

ただし、安全上の注意点もあるので十分な装備と意識を持って楽しんでみてください。

今回はナイトライドの楽しみ方や注意点を解説します。

ナイトライドの魅力

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ナイトライドの魅力としては以下の点が挙げられます。

 ・星や月、夜景など普段とは違う景色
 ・気温が低くて涼しい中で走られる
 ・交通量が少なくストレスがかからない
 ・日中に仕事や用事があっても走れる

では、1つずつ詳しくみていきましょう。

星や月、夜景など普段とは違う景色

やはり昼間とは全く異なる景色が楽しめるのがナイトライドの魅力と言えるでしょう。

綺麗な星や月はもちろん、市街地や工業地帯などの夜景も楽しめます。

ナイトライドで山の頂上まで上って綺麗な夜景を見下ろすのも醍醐味ですよね。

普段のサイクリングとは雰囲気が違う景色を楽しみん柄走ることができます。

気温が低くて涼しい中で走られる

夏場は特に日中の気温が高くて走るのに適していないコンディションであることが多いです。

ナイトライドであれば夏でも25℃程度で、直射日光も当たらないので走るのにちょうど良い環境でサイクリングが楽しめます。

夏は暑くて走る機会が少なくなっているという人は、シーズン限定でナイトライドにチャレンジしてみてください。

交通量が少なくストレスがかからない

昼間に比べると自動車の交通量も少ないので車道でも快適に走ることができます。

もちろん暗い中を走るので昼間以上の注意は必要ですし、交通量の少なさから必要以上にスピードを出す車もいるので油断はできません。

それでも車の渋滞に巻き込まれたり、追い越しのストレスを感じ続けながら走ったりする必要がないので、昼間よりも走りやすいでしょう。

日中に仕事や用事があっても走れる

平日は仕事で忙しく、休日も別の趣味でサイクリングの時間が確保できない場合は、夜の時間帯に走るのがおすすめです。

夜サイクリングができる選択肢を持っておくと、予定を柔軟に立てることができるでしょう。

ナイトライドで必要な装備

ナイトライドを楽しむ時に必要な装備を紹介していきます。

昼間に走るのとは環境が全く異なるので、必要な装備を必ず用意してください。

明るさに優れる前後ライト

夜間の走行では前後ライトの光で視認性を高めることが重要です。

ライトの明るさが弱いと後続車や対面の歩行者やランナーが自分を視認できない可能性があります。

自分自身の視認性が低いと交通事故のリスクが急激に高まるので、明るさに優れる前後のライトを用意してください。

反射材や反射ベスト

ライトだけでなく反射材や反射ベストを使って相手から見えやすい工夫をしてください。

ライトだけだと何が動いているのか認識するのが少し難しいのですが、反射ベストを来ていれば瞬間的に人だとわかります。

また、反射材を足首に巻いておけば、常に動くため視認がしやすくなります。

サイドミラー

ナイトライドでは自転車用のサイドミラーをつけておいた方が安全です。

目視での確認ももちろん必要ですが、後続車を視認する上でミラーがあるとライトの反射ですぐに気づくことができます。

ナイトライドの注意点

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ナイトライドの注意点としては主に以下の5つです。

 ①明るいライトを使用する
 ②周囲の人・車や地面の凹凸などに注意する
 ③真っ暗になる道は避ける
 ④治安の悪い場所は走らない
 ⑤都心部はタクシーに要注意

昼間にはない危険もあるので油断しないようにしましょう。

明るいライトを使用する

昼間のライドでライトを使う機会はあまりないため、明るさがそこまで強くないライトを使っている人も多いはずです。

しかし、夜間ではライトの明るさが生命線になるので、スペックの高いライトを使うようにしてください。

最低でも400ルーメン以上、山道などを走る場合は800ルーメン以上の強力なライトが必要です。

周囲の人・車や地面の凹凸などに注意する

ナイトライドでは周囲の人や車、地面の段差や凹凸などに対する視認性が低下します。

そのため、十分な視界を確保できるスピードで走りながら、いつも以上に周囲の安全に配慮してください。

「黒の服を着た歩行者がいきなり道路を横断してきた」といった避けるのが難しい状況も起こりうるので、さまざまなことを頭に入れながら走りましょう。

真っ暗になる道は避ける

山道などになってくると外灯がほとんどなくなって真っ暗になることがあります。

いくらライトがあっても真っ暗な道を走るのは本当に危険なので、最低限の明るさを確保できる道を走ってください。

治安の悪い場所は走らない

夜間だと走り屋が危険なスピードを出して走っていることもあります。

なので、こういった人たちが出現するような治安の悪い場所を避けるようにしてください。

後ろから強烈なエンジン音が聞こえてきたら路肩に避けて過ぎ去るのを待つのが無難です。

都市部はタクシーに要注意

都市部を走る場合にはタクシーに注意が必要です。

夜間は帰宅する客を乗せて走ることが多いので、前方にいるタクシーが左端に寄せて急停車することがよくあります。

タクシーを見かけたときは十分な車間距離を維持して、咄嗟の動作に対応できるようにしてください。

まとめ

ナイトライドの魅力や注意点について解説しました。

注意しないと危ない部分ももちろんあるのですが、ナイトライドには昼間には楽しむことができない雰囲気や景色があります。

いつもとは違う刺激を求める人は是非ナイトライドにチャレンジしてみてください!

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