マウンテンバイクの始め方!初心者向けの楽しみ方を解説
ロードバイクでサイクリングを楽しむ中で、たまには目線を変えてマウンテンバイクに乗ってみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、同じスポーツ自転車のジャンルではあるものの、自転車の特徴や走る場所が異なるので、勝手がわからずどのように始めればいいか迷うかもしれません。
そこで今回はマウンテンバイクの始め方について解説します。
今年はロードバイクだけでなくマウンテンバイクも楽しみたいという方は参考にしてみてください。
マウンテンバイクを始める手順
まずはマウンテンバイクを始める手順についてザックリと理解していきましょう。
主なポイントとしては以下の3つです。
①馴染みのお店に行って聞いてみる
②マウンテンバイクの種類を調べる
③購入するバイクに目星をつける
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
馴染みのお店に行って聞いてみる
まずは普段からお世話になっている自転車店に行って、マウンテンバイクについて聞いてみるといいでしょう。
お店によってはロードバイク専門でマウンテンバイクの取扱いがないかもしれませんが、マウンテンバイクも売っているお店であればアドバイスを受けながら購入できます。
どのようなマウンテンバイクを買えばいいか、どんなメーカーがあるかなど、プロのスタッフに聞くのが最も手っ取り早いですね。
また、馴染みのお店の方からマウンテンバイク専門店を紹介してもらうのもおすすめです。
マウンテンバイクの種類を調べる
マウンテンバイクにはいくつかの種類があるので、購入する前に簡単に把握しておくと便利です。
主な種類としては衝撃を吸収するサスペンションの有無によって以下の2つに分けられます。
・ハードテール:フロントのみ、リアはなし
・フルサスペンション:フロント/リア共にサスあり
前後にサスペンションが搭載されている方が凹凸の激しい路面でも衝撃を吸収でき、バイクコントロールを安定させられます。
一方でサスペンションがあるとペダルに加えた力が吸収されてしまうため、走行性は落ちてしまいます。
そのため、管理が行き届いたオフロードコースで走る際は、ハードテールでも十分です。
林道や岩場、急な下り坂など荒れた地形を走る場合にはフルサスが向いています。
購入するバイクに目星をつける
メーカーやタイプ、予算などを決めた上で購入するマウンテンバイクに目星をつけてみましょう。
お店で取り扱っているメーカーから絞って決めるのもいいですし、欲しいメーカーの車種を取り扱っているお店に行くのもおすすめです。
ちなみに初心者向けのマウンテンバイクの相場としては10〜20万円となっています。
購入前にコース施設でレンタルして楽しもう
購入前にマウンテンバイクを試乗したい場合は、バイクのレンタルが可能なコース施設に行くのがおすすめです。
初めてマウンテンバイクに乗る方でも気軽に楽しめる施設が整っており、バイクだけでなくヘルメットやプロテクターなどの装備もレンタルができます。
お近くのコース施設を調べてみて、まずはオフロード走行の魅力を体験してから、マウンテンバイクを買うかどうかを決めてみてください。
マウンテンバイクの楽しみ方
普段からロードバイクに乗っている方だと「マウンテンバイクってどう楽しむの?」と疑問に思うかもしれません。
ここでは、マウンテンバイクの基本的な楽しみ方を紹介します。
普段とは違うサイクリングを楽しむ
普段のサイクリングと同じように一般道をシンプルに走るだけでも、ロードバイクとの違いを感じることができます。
スピードは出ませんが、太いタイヤの安定感やクッション性の高い乗り心地など、ゆったりしたペースで快適なポダリングが楽しめるでしょう。
また、多少の凹凸や段差などでもへっちゃらな力強さも魅力です。
オフロードコースを探して走る
マウンテンバイクでの走り方に慣れてきたらオフロードコースを探してみましょう。
整備されたコースに行くのもおすすめですし、ある程度慣れてきたら山道などを走るトレイルライドにもチャレンジしてみてください。
オフロード走行の中でもさまざまな種類があるので、興味のあるもので楽しんでみましょう。
マウンテンバイクの主な楽しみ方
マウンテンバイクの主な楽しみ方を整理していきます。
●トレイル:山道などの未舗装路を走る
●ダウンヒル:オフロードの下り坂を走る
●クロスカントリー:オフロードの山道を利用したコースを走る
●パンプトラック:起伏のある凹凸のコースを走る。路面は比較的綺麗で初心者向け
まずはパンプトラックなどでマウンテンバイクの乗り方を掴みながら、難易度の低いトレイルやクロスカントリーを楽しんでみてください。
マウンテンバイクを始める前に用意すべきもの
マウンテンバイクを始める上で用意するものをまとめていきます。
あくまでロードバイクに乗る方がマウンテンバイクを始める前提なので、ヘルメットやグローブは省略します。
怪我防止のプロテクターは必須
マウンテンバイクはオフロードの不安定なコースを走るため、転倒リスクが高く、ヘルメットの他に肘や膝を守るプロテクターが必須です。
レンタル品が用意されている施設もあるので、初心者の方は万全の対策をして身体を守ってください。
ペダル・シューズはマウンテンバイク用のもの
ペダルやシューズについてはビンディングを使用するのですが、ロードバイクとマウンテンバイクでは種類が異なります。
例えば、SHIMANOだとロードバイク向けが「SPD-SL」で、マウンテンバイク向けが「SPD」となっています。
マウンテンバイク向けのビンディングの方がサイズが小さく、取り外しがしやすいなどの特徴があります。
移動用の車に積載するためのもの
マウンテンバイクを山道や施設などに運ぶための移動手段を確保しなければなりません。
ロードバイクほど長距離を走るのに適していないため、できれば車に載せて運ぶのがおすすめです。
その際に、車に積載するためのキャリアや車内に載せて倒れないようにするための物など、必要なものを揃えてください。
まとめ
マウンテンバイクの楽しみ方を解説しました。
ロードバイクでのサイクリングがマンネリ化してきた人は、マウンテンバイクを始めて目線を変えてみてください。
より自然の中で自転車が楽しめるマウンテンバイクを始めて、新しい魅力を体験してみてください。