サイクリングでの花粉対策を解説
暖かく昼間はポカポカとした天気でサイクリングにぴったりな季節を迎えています。「これからどんどん走っていきたい!」と思う方も多いですが、その中でも注意しなければならないのが「花粉」です。
毎年多くの方を悩ましている花粉の対策をして走らなければ、気持ちの良いサイクリングは実現できないでしょう。
今回の記事では、サイクリングでできる花粉対策を解説します。
花粉症でお悩みのサイクリストは必見です。
サイクリング中にすべき花粉症対策を紹介
サイクリング中にできる花粉症対策としては以下の7つが挙げられます。
①スポーツマスクを着用して口と鼻をガードする
②アイウェアは目をしっかりと覆えるものがおすすめ
③曇り止めを使って快適かつ安全に走れるようにしよう
④山道を避けて海沿いを走るなどルートを工夫する
⑤花粉が付着しにくいウェアの素材を選ぶ
⑥花粉症の薬を服用は副作用に注意
⑦避粉地で走る
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
スポーツマスクを着用して口と鼻をガードする
まずは花粉の侵入口でもある鼻と口をしっかりと覆えるマスクを着用する必要があります。しかし、市販のマスクや花粉症用のマスクだと、息苦しくてサイクリングには不向きです。
そこでおすすめなのが「スポーツマスク」です。スポーツマスクを使うことで花粉をしっかりとガードしながらも、息苦しくならないような設計になっているため花粉症対策をしながら走れます。
紫外線が気になる方にとっては日焼け対策にもなるアイテムなので、防塵や花粉対策に適したスポーツマスクを選んでみてください。
アイウェアは目をしっかりと覆えるものがおすすめ
花粉が目に侵入しないようアイウェアによるガードも忘れずにしてください。市販のサングラスだと前方からのガードはできても、横から花粉が入ってしまいます。
そのため、目をしっかりと覆えるアイウェアを選ぶようにするのがおすすめです。サイクリング向けのアイウェアは風が入って目が痛くならないような設計になっているものが多いため、花粉症対策としても有効です。
もしガッチリとガードしたい場合には、ゴーグルタイプのアイウェアを利用するのもいいでしょう。
曇り止めを使って快適かつ安全に走れるようにしよう
マスクとアイウェアを同時に着用して走ると、アイウェアのレンズが曇りやすくなるので事前に曇り止めを塗っておきましょう。ペースを上げたり、坂道を上ったりして息が激しくなると曇りやすくなり、視界を遮って危険な状態になる可能性もあります。
市販の安い曇り止めでも構いませんし、眼鏡屋で購入できるものでも十分なので、曇り止めを使って快適な視界で走れるようにしましょう。
山道を避けて海沿いを走るなどルートを工夫する
花粉があまり飛んでいないルートを走るという選択肢もあります。当然ながら花粉症を引き起こす植物が多いのは山道なので、花粉症の季節は山を避けて海沿いなどを走るのがおすすめです。
花粉症の季節は山道を避けて、できるだけ花粉が舞っていないルートを探してみてください。
花粉が付着しにくいウェアの素材を選ぶ
衣類に花粉が付着して帰宅後に症状を引き起こすというケースもあります。花粉を家に持ち込まないためには、花粉が付着しにくい素材のウェアを選ぶのが大切です。
花粉が付着しやすいのは「ウール製」の衣類が多いので着用を控えた方がいいでしょう。逆に、綿やナイロンは花粉が付着しにくいので、サイクリングに適したウェアといえるでしょう。
花粉症の薬を服用は副作用に注意
花粉症の薬を服用して直接的に症状を抑えるというアプローチもあります。しかし、花粉症の薬の中には副作用で眠気が出るものもあるため、サイクリング前に服用する場合は注意が必要です。
薬の副作用をしっかりと確認した上で利用する必要がありますし、病院で副作用が出にくい薬を処方してもらうのもおすすめです。
避粉地で走る
国内には花粉があまり舞っていない「避粉地」と呼ばれる地域があります。花粉から逃れてサイクリングを楽しむという考え方で、花粉の少ない場所に旅行をしてサイクリングを楽しんでみましょう。
主な避粉地としては「北海道」や「沖縄」などが挙げられます。これらの地域は花粉症の原因となる植物が植生されていないため、花粉症でお悩みの方にとっては天国のような場所です。
花粉症の季節はインドアトレーニングをするのもアリ
花粉症の季節は割り切ってインドアトレーニングに時間を割くのもおすすめです。長くても1〜2ヶ月程度で終わるものなので、インドアトレーニングで身体を作る期間にしてみましょう。
インドアトレーニングだと普段のサイクリングでは気付けない、ペダリングや姿勢などにも注意を向けて改善できます。
外で走るよりもスキルアップに適したトレーニングができるので、上手な時間の使い方をしてみてください。
まとめ
サイクリングでの花粉症対策を解説しました。
せっかくのサイクリング日和なのに、花粉のせいで走れないのはもったいないですよね。
花粉症でお悩みのサイクリストの方は、今回の記事を参考にして花粉に負けずに快適なサイクリングを楽しんでみてください。