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落車による怪我を防ぐ自転車用プロテクターについて

ロードバイクなどのスポーツ自転車は、スピードが出る上にタイヤも細いため落車のリスクが高く、場合によっては大怪我に繋がることもあります。

安全にサイクリングを楽しむためにヘルメットの着用が推奨されていますが、頭だけではなく、身体全体を保護した方がより安全です。

今回は落車による怪我を防ぐ自転車用プロテクターについて解説します。

自転車用プロテクターとは

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自転車用プロテクターとは、落車時の衝撃を和らげるために装着するものです。

肘や膝、胴体などに装着することで、落車時の身体への衝撃を和らげることで、怪我を未然に防げます。

スポーツ自転車初心者の方や、子供に自転車を与える時など、プロテクターを装着して、怪我を防いでください。

また、経験者であっても、いつ事故が起きるか分からないため、安全対策のためにプロテクターを使用することも推奨されています。

自転車用プロテクターを使うメリット

自転車用プロテクターを使うメリットは、主に以下の2点です。

・落車時の怪我を予防できる
・初めてのスポーツ自転車でも安心

では、1つずつ詳しくみていきましょう。

落車時の怪我を予防できる

プロテクターには、保護する部分にパッドが入っていることで、落車をした際でも、衝撃を和らげることができます。

スポーツ自転車では、落車による骨折や打撲などは珍しくないため、プロテクターを装着することで、怪我を未然に防止できます。

初めてのスポーツ自転車でも安心

落車による怪我に恐怖心を抱いている初心者の方は多いです。

プロテクターを装着しておけば、万が一落車をしてもプロテクターが守ってくれるため、恐怖心を取り除いた上でサイクリングが楽しめます。

自転車用プロテクターの種類

自転車用プロテクターには、主に以下のような種類があります。

・ボディプロテクター
・エルボープロテクター
・ニープロテクター
・ヒッププロテクター
・ヘルメット

自分の身を守るために、適切なものを選んで使用しましょう。

ボディプロテクター

ボディプロテクターは、お腹や胸の辺りを保護するためのプロテクターです。

上半身を広く保護できるため、落車で胸などを打ちつけた時でも、骨折などを未然に防げます。

マウンテンバイクなどのオフロード系の自転車に乗る人にもおすすめです。

「ボディプロテクター」

エルボープロテクター

エルボープロテクターは、肘を保護するためのプロテクターです。

自転車に乗っている体勢からいきなり横に転倒すると、肘を強打する可能性が高く、怪我に繋がる恐れがあります。

「エルボープロテクター」

ニープロテクター

ニープロテクターは、膝を保護するためのプロテクターです。

自転車が横に転倒した際に、膝の周辺が真っ先に地面と衝突するため、怪我を防ぐためにもプロテクターが必要です。

「ニープロテクター」

ヒッププロテクター

ヒッププロテクターは、お尻を保護するためのプロテクターです。

落車によって腰からお尻にかけてを強打すると、骨折や打撲などの怪我に繋がるため、必要に応じて着用した方がいいでしょう。

「ヒッププロテクター」

ヘルメット

ヘルメットも頭部を保護するという意味ではプロテクターの一種です。

落車時の頭部への衝撃は、怪我だけでなく、命を落としたり、後遺症が残ったりするリスクがあるため、必ず着用しなければなりません。

安全に自転車を楽しむ上で、最低でもヘルメットは着用するようにしましょう。

「ヘルメット」

サイクリストの安全向上を目指す「PROTECT CYCLISTS」とは

自転車用プロテクターの普及を推進して、サイクリストの安全性・安全意識の向上を目指す「PROTECT CYCLISTS」という活動もあります。

一歩間違えると命を落とす危険も伴う自転車において、より安全に関する意識向上に取り組むことで、サイクリストが今まで以上に自転車を楽しめるようにすることを目指しています。

自転車用プロテクターに関する情報も幅広く発信しているので、気になる方はチェックしてみてください。

「PROTECT CYCLISTS」

まとめ

落車による怪我を防ぐ自転車用プロテクターについて解説しました。

今まではヘルメットを着用していれば十分と考える人も多かったですが、ヘルメットに加えて自転車用プロテクターの装着も検討してみてください。

自転車用プロテクターを使って、今まで以上に安全なサイクリングを楽しみましょう。

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